【第140期】スワップコース
★カリキュラムを全面的にリニューアルしました。
全日程、オンライン受講できます
第140期の各コースは、全ての回をオンラインで受講できます。
途中参加も可能です。2025年12月31日(水)までお申し込みできます。
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コースの特徴
- 近年の金融環境の変化を踏まえ、カリキュラムを全面的に改訂しました。
- 前半「スワップ・プライシングの理論と実践」では、スワップの基礎である債券数理と評価の基本理論を学びます。続いてスワップの評価実務を学び、基礎知識をしっかりと習得します。
- 後半「スワップ実務・応用編」では、スワップ取引の形態を幅広く取り上げ、オプションの価格理論を学びます。続いて、取引の市場リスク管理、信用リスク、応用取引まで、体系立てた解説を行います。これにより、エキスパート養成にも資する構成になっています。
- 個別の解説項目には、OISディスカウントを核としたマルチカーブ評価、モンテカルロやツリーモデル、XVA等を加え、実務の新しい動向にも対応しています。
- 実際の商品例、ケーススタディ、パソコン演習を取り入れた実践的なカリキュラムです。パソコン演習では、実際の金利データを用いて、すぐに現場で使える手法を学ぶことができます。
受講対象者
- リスク管理担当者、融資業務担当者、企業財務担当者、スワップディーラー、 金融商品担当者、金融システム担当者、金融理論研究者、公認会計士、弁護士ならびに今後これらを目指すビジネスパーソンに適したコースです。
実施スケジュール
日 程/担当講師 |
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定 員 | 25名 |
備 考 |
第1回~第10回の日程は、講義の収録日です。 都合により日程が変更になる可能性があります。予めご了承ください。 |
講師
田渕 直也
シグマインベストメントスクール学長、シグマベイスキャピタル株式会社 シニアフェロー
株式会社ミリタス・フィナンシャル・コンサルティング 代表取締役社長
カリキュラム
【第1回~第5回】 スワップ・プライシングの理論と実践
第1回 デリバティブの全体像とスワップの基礎知識
1.デリバティブ市場の全体像
2.スワップ取引の種類や概要:その経済効果や利用方法など
3.LIBOR後継金利について:OIS取引と後決め複利の計算方法
4.金利計算の基礎:複利計算/連続複利など
第2回 金融数理の基礎としての債券数理
1.債券のキャッシュフローと利回り
2.スポットレート(ゼロレート)の重要性
3.フォワードレート
4.理論価格の計算:現在価値(PV)とその計算方法
第3回 スワップ・プライシングの基礎
1.ブートストラップによるディスカウントファクターの計算
2.スワップの評価にはどんな金利を使うべきか
3.担保付取引を前提としたときの割引金利:マルチ・ディスカウントカーブ
4.スワップの評価:スワップ時価評価額(MTM)の意味とその変動要因
第4回 様々な金利スワップの評価
1.未確定の変動金利キャッシュフローの評価
2.無裁定理論とその応用
3.マルチ・プロジェクションカーブの構築
4.新規スワップのプライシング
アモチ付スワップ/フォワードスワップなど
第5回 通貨スワップの評価と補間技法
1.通貨スワップの評価:一般的な通貨スワップとクーポンスワップの違い
2.通貨スワップと為替フォワードの関係
3.ヘッジ付外債投資について
4.補間計算が必要なケースとその手法
線形補間/スプライン補間
【第6回~第10回】 スワップ実務・応用編
第6回 その他のスワップ取引/オプションの基礎
1.スワップの周辺取引:FRA/金利先物
2.その他のスワップ取引:エクイティスワップ/コモディティスワップ
3.クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の概要
4.オプション取引の概要
第7回 オプションのプライシング理論
1.金利オプションについて:キャップ・フロア/スワップション
2.オプション・プライシングの考え方
3.ブラック・ショールズ・モデルとブラック・モデル
4.オプション・プライシングの留意点
スマイル・スキュー/マイナス金利への対応/
ツリーモデルやモンテカルロ・シミュレーションによるプライシング
第8回 スワップ取引の市場リスク管理
1.金利感応度の計算:デュレーションとベーシスポイントバリュー(BPV)
2.オプションの感応度(グリークス)とオプション取引の本質
3.イールドカーブの変動リスク
4.バリューアットリスク(VaR)や期待ショートフォール(ES)によるリスク量の計算
5.ファットテールのリスクをどう捉えるか
ヒストリカル法とモンテカルロ法
第9回 スワップ取引の信用リスク管理
1.カウンターパーティ・クレジット・リスク(CCR)
2.信用エクスポージャーの推定
3.信用VaRの計算方法:バーゼル方式/クレジット・メトリクス
4.信用リスクの削減手段
5.クレジット評価調整(CVA)の考え方とCVAリスクの管理
第10回 スワップ評価の全体像と応用取引
1.マルチカーブ評価体系の全体像
2.諸評価調整(XVA)について
3.コンスタント・マチュリティ・スワップ(CMS)とコンベクシティ・アジャストメント
フォワードレートの意味再考
4.仕組債
ストラクチャーの基本/代表的な商品タイプとプライシング/仕組債のリスク
5.まとめ
第11回 スワップコース シグマ1級検定試験
※実際のカリキュラムは、マーケットおよび実務の動向を踏まえ、変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
受講料
385,000円(税込)
【割引料金のご案内】
-
・各種特典をご用意しています。
詳しくは こちらのページ をご覧ください。
お申し込み方法
WEB申込
下記申込みフォームに必要事項を入力し、送信してください。
(お申し込みボタンを押すと、新しいウィンドウまたはタブが開きます。)
送信されますと、弊社より確認メールが届きます。
2025年12月31日(水)まで、お申込みできます。
お申込みに関する注意事項
- 定員になり次第、受け付けを終了いたします。
- 一定の人数に達しない場合は、中止になる可能性があります。開講日の1週間前に中止の旨をご連絡しますので、ご了承ください。中止の場合、お支払方法「クレジットカード」でお申し込みの方には、受講料を返金いたします。
- 実施日の1週間前までに、一定数以上の参加が見込まれることが開講決定の目安となります。
- 法人のお客様の場合、お客様内部での承認や派遣者(受講者)の調整が必要等の理由で、開講日1週間前までに正式なお申込が出来ない場合には、事前にその旨をご連絡いただければ予約者としてお席を確保させていただきます。
- お支払方法「銀行振込」でお申し込みの方には、開催確定後、ご請求書をお送りしますので、請求書に記載のお支払期日までにお支払いをお願いいたします。