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【第141期】デリバティブ実践短期習得コース

★カリキュラムを改訂しました。(第4回、第5回)
★予習用教材「オプション学習のための数学基礎」を新たにご提供します。

全日程、オンライン受講できます

第141期の各コースは、全ての回をオンラインで受講できます。
途中参加も可能です。2026年1月31日(土)までお申し込みできます。

コースの特徴

  • 本来であれば時間をかけて習得すべきデリバティブ中級レベルの知識を、比較的短期間でポイントを押さえながら学び、さらに実践・実務に活かすべく底上げをするカリキュラム構成となっております。
  • デリバティブで押さえておきたいスワップ・オプションの理論を、実務経験豊富な講師により、Excelなどを活用し演習を組み込むことで効率よく習得することができます。
  • 実際の商品例、ケーススタディ、パソコン演習を取り入れた実践的なプログラムです。実際の金利データを用いて、すぐに現場で使える手法を学ぶことができます。

受講対象者

  • リスク管理担当者、融資業務担当者、企業財務担当者、スワップディーラー、金融商品担当者、金融システム担当者や今後これらを目指すビジネスパーソンに適したコースです。

実施スケジュール

日 程/担当講師
  1. 12026年01月14日 (水) / 田渕
  2. 22026年01月26日 (月) / 田渕
  3. 32026年02月03日 (火) / 猪田
  4. 42026年02月10日 (火) / 猪田
  5. 52026年02月24日 (火) / 猪田
  6. 62026年03月10日 (火) /(試験)
定 員 25名
備考 第1回~第5回の日程は、講義の収録日です。
都合により日程が変更になる可能性があります。予めご了承ください。

講師

田渕 直也
シグマインベストメントスクール学長、シグマベイスキャピタル株式会社 シニアフェロー
株式会社ミリタス・フィナンシャル・コンサルティング 代表取締役社長

猪田 義浩 シグマベイスキャピタル株式会社 フェロー

講師のプロフィールは、こちらをご覧ください。

カリキュラム

予習用教材「オプション学習のための数学基礎」の内容はこちら

第1回 スワップの概要と時価評価

1.スワップ時価評価の基本
 ・デリバティブとは何か
 ・金利スワップと通貨スワップ
 ・変動金利の指標 ~ LIBORからTONA、TIBORへ
 ・金融商品の理論価格 ~ スワップ時価評価の基本的な考え方
 ・現在価値とディスカウントファクター
 ・ブートストラップ法によるディスカウントファクターの算出
2.スワップ実務における現在価値の算出
 ・割引金利に何を使うのか
 ・担保付取引におけるディスカウントカーブの生成
 ・スワップ時価評価額の意味
3.変動金利キャッシュフローの評価
 ・未確定キャッシュフローの現在価値をどう計算するか
 ・フォワードレートを使用した評価方法
4.異種通貨キャッシュフローの評価
 ・通貨スワップとクーポンスワップ

第2回 デリバティブ業務に必要なリスク管理の基本

1.金融リスク総論
 ・リスク管理とバーゼル規制
 ・デリバティブ業務における金融リスクの種類
2.リスク管理のための確率・統計の基礎
 ・期待値、分散、標準偏差
 ・正規分布とその確率計算
3.VaR(バリュー・アット・リスク)の概要
 ・VaRの定義
 ・センシティビティー法によるリスクの把握
 ・金利感応度 ~ BPVとGPS
 ・非線形リスクとファットテールによるリスク
 ・VaRの様々な計測手法と期待ショートフォール(ES)

第3回 先物の理論価格とオプション

1.無裁定理論による先物の理論価格
 ・株式先物の理論価格
 ・為替フォワードと金利裁定
 ・ユーロ円金利先物の理論価格
2.オプションと裁定による複製について
 ・オプション理論のベース(無裁定理論と複製)
 ・プット・コール・パリティ
 ・オプション価格の考え方
 ・1期間2項モデルとリスク中立確率(エクセル)

第4回 正規分布とブラウン運動による原資産価格推移

・正規分布、対数正規分布、中心極限定理
・ブラウン運動の説明
・ブラウン運動による原資産価格の推移(幾何ブラウン運動:エクセル)
・ブラウン運動による2項モデル(エクセル)

第5回 2項モデルからBS式へ

・2項モデルの考え方から連続モデルの導入へ(リスク中立化におけるブラウン運動)
・リスク中立評価法によるBSモデルの説明

第6回 デリバティブ実践短期習得コース シグマ1級検定試験

予習用教材「オプション学習のための数学基礎」

本コースのご受講にあたって知っておきたい数学の知識をコンパクトにまとめています(およそ2時間50分)。基本テキストと講義資料、演習用エクセルを使って予習することができます。
数学が苦手な方、あまり知識がないとお考えの方は、第2回講義の前にご確認ください。

1. 極限値と微分
・極限値の概念とその表現
・微分
・導関数の求め方
・金融への応用例
・テーラー展開とデュレーション、コンベクシティの関係
・偏微分の概念
2. 積分と確率と統計のための補足
・積分の意味と計算
・連続型の確率変数と積分
・やや応用的な話題

※カリキュラム内容は一部変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

受講料

165,000 円(税込)

【割引料金のご案内】

  • ・各種特典をご用意しています。
     詳しくは こちらのページ をご覧ください。

お申し込み方法

WEB申込

下記申込みフォームに必要事項を入力し、送信してください。
(お申し込みボタンを押すと、新しいウィンドウまたはタブが開きます。)
送信されますと、弊社より確認メールが届きます。

2026年 1月31日(土)まで、お申込みできます。

お申込みに関する注意事項

  • 定員になり次第、受け付けを終了いたします。
  • 一定の人数に達しない場合は、中止になる可能性があります。開講日の1週間前に中止の旨をご連絡しますので、ご了承ください。中止の場合、お支払方法「クレジットカード」でお申し込みの方には、受講料を返金いたします。
  • 実施日の1週間前までに、一定数以上の参加が見込まれることが開講決定の目安となります。
  • 法人のお客様の場合、お客様内部での承認や派遣者(受講者)の調整が必要等の理由で、開講日1週間前までに正式なお申込が出来ない場合には、事前にその旨をご連絡いただければ予約者としてお席を確保させていただきます。
  • お支払方法「銀行振込」でお申し込みの方には、開催確定後、ご請求書をお送りしますので、請求書に記載のお支払期日までにお支払いをお願いいたします。

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