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金融エンジニアリング キーワード解説

債券の利回り

債券は「有価証券」であり、基本的に途中売却は自由である。多くの利付債はクーポンレートが常に一定の固定利付債であるから、発行時は100円で発行されても、その後の金利環境の変化などによって100円での流通は難しくなる。よって、いわゆる既発債の価格はまちまちであり、100円未満のものも100円から大幅にプラスになっているものも存在する。

債券のこのような性質を考えるとき、債券投資においては「クーポンが高いが価格も高い債券」と「クーポンは低いが価格も安い債券」のどちらに投資すべきか、といった問題が常に生ずる。つまり、債券投資の収益性はクーポンの高低だけでも価格の高低だけでも測ることはできず、これらを総合して判断する必要があるわけである。この判断を可能にする指標が債券の「利回り」である。

債券の利回りには単利利回りと複利利回りがある。単利利回りの計算式を示すと以下のようになる。

   

式を見ればわかるように、この式で計算しているものは、「1年あたりの投資利益」の投資金額(すなわち債券価格)に対する比率である。

関連項目
  債券の複利利回り

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